2017年2月20日月曜日

2016-2017ジェネシス・オープンから

リビエラC・Cで行われたジェネシス・オープンは、ダスティンジョンソン
選手の圧勝で幕を閉じたが、今回の気になる選手として取り上げるのは
D.ジョンソン選手と最終日に同組だった2選手をウオッチしてみる。


C.トリンガーリ選手とP.ペレス選手。
トリンガーリ選手は、身長188㎝と高く29歳。
PGAツアーは未勝利で、PGA公認のシュートアウトで2014大会で勝利。

P.ペレス選手は、PGAツアー2勝の40歳。1993年には世界ジュニアで
優勝している。





トリンガーリ選手のドライバーとアイアン


P.ペレツ選手、上の動画は5年ほど前、下は2016年



両者には、違う特徴がありPGAツアーの中ではオーソドックスとは言えない
スイング動作をしている。
トリンガーリ選手はスイング動作中に上体(頭から腰周辺まで)が上下左右
に見た目に解るぐらい動く。
この動作の利点は、動きを立体的にイメージ出来る事でる。
スイングには軸が必要なのが一般論であるが、ゴルフスイング動作は不動の
軸が必要な回転動作ではない。
スピン動作が必要な運動であれば、軸のイメージが必要であるが、ゴルフの
スイング動作はそうではない。
回転運動を繰り返し、回転を加速する必要があるなら軸意識がなければ出来ない。
しかし、スイング動作に於いて軸を意識すれば、1次元的なイメージとなり
平面なドアスイングとなってしまう。

スイング動作で一般論として指摘されることに、スイング中はアドレスでの
前傾姿勢を変えないことがある。
幼少期からゴルフを始め、20代、30代ぐらいまではそれでもいいが、この動作は
身体に負担が多くかかる。
タイガー・ウッズ選手の登場で理論的に確立されたが、ウッズ選手も度重なる
故障によつて2、3年前よりインパクト以降は前傾を徐々に起こすように
変更している。
トリンガーリ選手もそうであるが、姿勢を起こすのは身体で行うのではなく
目線を目標に対して平行にするようにすれば、上体も自然と起きて
バランスのいいフィニッシュを迎えることができる。

この動作はペレツ選手も同じで、フィニッシュのバランスがいい。
ペレツ選手の特徴は、セットアップ時のワッグルであろう。
ここ数年、ワッグルの方法に変化が表れている。
ゴルフクラブの変化と共に、クラブフェイスの開閉を少なくするのが主流と
なり、それに合わせてワッグルの方法が変わってきた。
ペレツ選手は、年齢的に考えてもパーシモンでゴルフを始めている筈である。
パーシモンヘッドのクラブでは、クラブフェイスの開閉を積極的にしなければ
飛距離を出すことが出来なかった。
インパクトでのクラブフェイスにボールが接する時間が今のクラブより
長いので、その特徴を生かす手の動きを身に付ける必要があった。

ペレツ選手のスイング動作に対する考えは、保守的で感覚を重視しているのであろう。
クラブヘッドの動きは、インパクト前後が最も加速させる必要があるので
それにはその部分で一番手を使うのが当たり前となる。
一般論では、それが不安定要素として取り上げられ、それを鵜呑みにする
ゴルファーは、飛距離と上達という道を失う。

使わないのではなく、どのタイミングでどの方向に使うのかである。
今の主流は、以前より縦方向に使うようになっているので、ワッグルはあまり
せずに、クラブヘッドを浮かして地面に付ける動作だけになっている選手が多い。
しかし、ペレツ選手やジェイソン・ダフナー選手などの感覚重視の選手には
セットアップ時にクラブヘッドを何度も手首を使って横に動かしている旧来の
方法を変えることなくツアーに臨む選手もいる。
両者ともにスイングテンポが素晴らしく、感覚重視で波に乗れば
ビックスコアを出せるであろう。
ペレツ選手は、短気らしいのでその辺りは、やはり動作となって表れている。

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